模倣犯

2006年2月20日コメント (2)
宮部みゆき著

この前、「火車」を読んでその後日記を書いたとき、コメントで「模倣犯」が面白い。って書いてあったので、読んでみた。
つーか、読んだのはマラいイにいるころから。
上下巻があるのだが、上巻はマラいイにいる間に読みきったのだが、下巻がまだまだ終わらない。

なので、日本に帰ってきてから、図書館であらてためて下巻をかりて読んでて、やっと今日読み終わった。

つーか、この小説面白いのだが…
長すぎ。。死にすぎ。。
凄い面白いシーンもあれば、凄い飽きる箇所もあり、一気に読み切り派の僕としては、読むのが疲れた。
最後の方は、ストーリーも読めてきてうーーん。
けど、この事件の考え方、登場人物などホントに良く出来てるなーと感心。バラバラに登場した人達が、事件を通して、どんどんつながってくるところなんて、ほんと感心。

やっとこれで読み終わるって最後の最後で、親子が豆腐屋さんの話をするってところで、思わず涙ぐんでしまった。
被災者の親族にたった目線での作品ってのもなかなかいいね。
この作品を見た後に、ワイドショーで殺人などのニュースが流れると、なんだか見方がちょっと変わって見れた。

相変わらず、人が死にまくりの推理小説ってのは気が落ちるが、なんだか、また別の作品を読みたくなる。ってことは、もう十分推理小説にはまってしまったってことかな。

模倣犯は映画にもなったらしいね。あまり評判は良くないとか。
けどせっかくだから、今度レンタルしてみてみよっと。

次は司馬遼太郎の『翔ぶが如く』に挑戦です。
これまた長そうだ。日本いる間に読みきれるかな?

コメント

nophoto
platon
2006年2月25日4:04

 あ、最近隊員連絡所にあった宮部みゆきの「理由」を読みました。面白かったので一気に一日で読みました。中身ぎっしりだけど飽きさせないのがいいですなぁ。

じゃむ
じゃむ
2006年2月27日10:42

お、んじゃ翔ぶが如くの次は「理由」読んでみます。宮部みゆき、司馬遼太郎以外で、オススメの作家さんいたら教えてー