疾風ガール

2012年2月20日 読んだ本
疾風ガール
誉田 哲也著

ストロベリーナイトを書いた人の本。
僕的にはストロベリーナイトより楽しかった。

才能を持つ人が周りを知らないうちに潰してしまう、
そんな部分を上手に物語で描かれている。

バンド活動からいろいろと物語が発展していくのだが、
やっぱり音楽できる人っていいなーって。凄い思う。

音楽できる人の中でも、とてつもない才能の持ち主というのはやっぱりいるらしい。物語だから、トンでもない才能の持ち主が簡単に描かれてしまっているが、僕の人生では、そういう人にあったことないなぁ。
そういう、ほんと凄い才能を持ったって人いるなら、どんなに輝きが違うのか、あってみたいなぁ。
5年3組リョウタ組
石田衣良著

キミチャンがお見舞いで持ってきてくれた本。

小学校教師の仕事、考えなどが先生の目線で書かれてあり、先生の大変さ、また子供を教え育てる幸せみたいなものが、伝わり、おもいのほか楽しく読めた。
しかも僕は両親が小学校の先生だったので、親が、どんな気持ちで子供を教えていたのかなどと、かぶらせて読むことで、更に物語りに吸い込まれてしまった。

学校の舞台裏、先生の気持ちが良く描かれている一冊

自助論

2012年2月11日 読んだ本
自助論
サミュエル・スマイルズ著

読み終えてから知ったのだが、なんと1800年代に書かれた本だったみたい。

人間の最大の目標は、名声を得るのでも、お金持ちになるのでもなく、人格者として自分を作り上げること。
そんなことを、ひたすら書かれている。

そもそも人格者ってなに??っいっている時点で、僕は人格者にはなれないんだろうな。
しかも、、、最大の悪徳は酒を飲むこと。。。
僕、酒絶つの無理だわ。。

けど、ひたすら勤勉であって、成功した人の例とかもいろいろ書いてあり、これから大学で勉強を開始する自分として、情熱をもって何かをやりとげるということに対し、凄い勇気をもらいました。
酒は絶てないけど、年齢関係なく、頭のよしあし関係なく、とにかくひたすらに打ち込み勉強し続ける。そういったことは、できるなぁと。

こんな自己啓発本はいろいろでているけど、現代でも通じる内容を1800年代に書かれたという点では、人間の本質というのは、昔から変わってないんだなぁと。

自己啓発には読んでみる価値、とてもあります。
ダライラマ自伝
ダライラマの自伝

ここ数週間ずっとご無沙汰だった読書。

読書よりも、英語版のビデオ等で英語リスニングの練習を兼ねた鑑賞を優先していたが、消灯後のビデオは目に多大なる疲れが残る…まあ半分歳のせいだが。。
なので、最近消灯後はまた読書復活。

あまり捗らないで、どちらかというと惰性で読んでいたダライラマ自伝。
最後になって、凄い面白く勉強になりました。

この本では、
・チベットの今にいたる現状
・ダライラマ的平和への考え方

の2つの視点で書かれていると思う。

というか、この本を読むまで、チベットの現状ってまったく理解してなかった・・・
中国人、というかそれを指示した中国共産党指導者たち、、酷すぎる。。

それを今まで知らなかった自分。。本当に恥ずかしい限り・・・

チベットが国としてちゃんと存在していたならば、生活水準は低いだろうけど、どんなに素晴らしい国になっていたんだと。
チベット・ブータンと2大仏教大国として、GHPもぐんぐん伸びていたに違いない。

この本では仏教的な考え方も、いろいろと記述されている。
ダライラマは違う宗教もまた、良い点をちゃんと見て理解しているところなど、ガンジーに通じところがあり、こういった他の宗教も交えたものの見方が出来る人が、やはり上に立つと、世の中もっと平和的になるんだろうと思う。
前回読んだ「モロッコで断食」もそうだけど、イスラム教もまた素晴らしいと思うし、ガンジーが信じたヒンズー教の考えも素晴らしい。各宗教の持つところって、やっぱりいいんだなと。
物質的に恵まれると精神的に弱くなる。なんか良く分かる部分があり、いろいろ宗教のありかたも考えられる一冊でした。

まあ、最終的に行き着くところはチベット問題。
過去は取り戻せないですから、それは事実としておいておいて、
今も時々起きている中国でのチベット問題をこれからはもっと関心を寄せて見ていこうと思いました。
リーディング強化
リーディング強化
リーディング強化
TOEICリーディング強化のために、いろいろ調べた結果、
以下3つの本を購入しました。

・TOEIC TEST PART 5 文法・語彙問題だけで100点アップ (すぐ効くシリーズ)
・新TOEIC TEST 英文法 出るとこだけ!―直前5日間で100点差がつく鉄則27
・新TOEICテスト 1週間でやりとげるリーディング

あまりボリュームもないため、集中してやれそう。
次回のテストまで1ヶ月半。
このテキストを完璧にこなして、めざせ800点!

テキストの感想については、終わってから、気がむいたらUPしますー
ストロベリーナイト
誉田哲也著

推理小説。
テレビでも放映されてたみたいで、面白いかなと思ったが、うーーん、。。僕的にはイマイチ。

警察組織のことについては詳しく描写されており、この本を読んでからのほうが、踊る大捜査線の組織の関係なんかも良くわかり面白いかと思う。
思ったより警察組織って面倒くさい。
推理小説としては、あまり深くない気がする。
読んでいる途中で、犯人予想できたし。。
テレビ化されるほどかなー?というのが素直な感想です。
モロッコで断食
モロッコで断食
たかのてるこ著

ただの旅行記かと思ってた。
まあ確かに、スペイン.モロッコを中心とした旅行記ではある。

けど、途上国の人の温かさ、旅人の気持ち、外国人の恋愛の情熱、そしてイスラム教の深い考え方・素晴らしい部分を上手に表現されており、当初ただの旅行記として読みだしたやりに、いろいろ考えさせられ、考え、思った以上に内容のよい面白い本だった。

と、終わると思ったら最後のほうはラブロマンス一色...
最終的には、旅行記でなく恋愛小説だな、これは。

恋愛の部分がくどくなければ、凄い良い世界を見つめられる一冊だっただけに、ちょっと残念..
ガンジー自伝
マハトマ.ガンジーの自伝

2011年末から2012年最初の読書。
もう8日だから、思ったより読むのにかなり時間がかかったなぁ。

去年“重力ピエロ“を読んで、登場人物の春が
ガンジーに絶大なる尊敬をしていたのを読み、凄い興味がわいて、それから彼の本はずっと読みたかった。

今までガンジーについては活動の概要以外まったく知らなかった者として、彼の本を読み、彼の存在、思想の偉大さ、行動などを今まで知らなかったのは恥ずかしいなあと。

彼の批評をいろいろと書きたいが、あまりに精神てきに偉大で、何をどう書いていいのか。
自分の快楽をすてて、自分の生活を変え、人の為になんでそこまでできるの?と、読みながらに、ただただ感心し、自分では絶対無料だと思いつつ読んでました。
自分がこうなりたい、というのはないのだが、思想の一つとしてほんと偉大。ただそれは統治されていたインドの時代であり、ああいった人達が、今の世の中にいたらどういう人になるのか。
全くの変人として扱われるのかなぁ、。。

時代が人を生むのだなと、感じました。

まあいずれにしても、良い刺激をもらい、また時間あったらよみなおしたいです。

龍神の雨

2011年12月31日 読んだ本
龍神の雨
道尾 秀介著

この前Kimiちゃんが見舞い来てくれたときにくれた本
推理小説。

道尾 秀介の本で、以前「ラットマン」を読んだとき、あーやられたーって感じな結末だったが、なんか読み終わってみると、今回も「ラットマン」と同じように、あーやられたー感の大きい展開だった。
ただ、なんだかラットマンと結末が似ているように感じる。
本の途中までは、なんだかじめじてして、読むのも面倒だなぁって感じだったのだが、いつの待ちかの展開で、どんどん物語に吸い込まれた。
けど、僕的にはラットマンの方が好きだなぁ。推理小説にしては後味が良かった。

還るべき場所

2011年12月29日 読んだ本
還るべき場所
笹本 稜平著

Mさんが持ってきてくれた本のもう一つ。
久しぶりの山岳小説。

VN行ってからすっかり山登りはご無沙汰となり、気分もすっかり離れていた。
けど、久しぶりにこの小説を読んで、また山登りいきたい!という気持ちがかなり強くなってきた。

ヒマラヤでの公募登山を中心とした物語展開。ヒマラヤの高所登山の詳細が良く描かれていて、それだけですっごいまた登山を行いたくなる。ただこの本は、それだけでなく、山にうちこむ気持ち、はたまた人生感までも上手に言葉にできている。すっごい共感できる考え方が多く、どんどん物語にすいこまれる。現時点、先が不安定な僕だからこそ、余計にそういった言葉に引きこまれるんだろうな。


「人間は夢を食って生きる動物だ。夢を見る力を失った人生は地獄だ。夢はこの世界の不条理を忘れさせてくれる。夢はこの世界が生きるに値するものだと信じさせてくれる。そうやって自分を騙しおおせて死んでいけたら、それで本望だとわたしは思っている」


「命なんてものはいずれ消えて無くなる。その終りにしても神ならぬ身には予測がつかない。そんなものを後生大事に抱え込んで暮らすより、使いたいように使って、自分が生まれた世界を謳歌したほうがいい」


こういった心をつく言葉が数多くでてくる。それもヒマラヤの高所を舞台に。
いいなー。やっぱりそういった超越した場所に身をおくと、
いろいろと人生観もかわるんだろうなー
こういった言葉をすらっと話せるように、もっと僕も人生やりたこいことをやらないと。
マネー・ボール
マイケル・ルイス著
BossのN氏がお見舞いでくれた本。

ベースボールで以下に勝つか、それをフロントから変えていった人の話。
ベースボールに興味無くても、ベースボール全体の仕組みや、実際のブレーヤーの心情、あれだけの高額が動くカラクリなど別の視野でのベースボールを知れるといった点で面白い。

全てをデータで割りきるなど、アメリカぼいなーと、思うところも多々ある。

純粋にベースボールを愛している人には、こういった裏舞台の話は逆に受け入れがたいかも。
ワセダ三畳青春記
高野秀行著

昨日Mさんからもらった本。絶対に僕はこの本を気に入るとMさんが言っていた。

答えはYES

面白い。こういった奇怪な人達が大学にいるという実態。
確かに海外にも通ずるところもあり、なんとなく自分の周りとダブらせたりもする。とにかく登場人物がみな濃くて、当たり前の生活に存在するハブニングが、作られた物語でないからこそ、更に面白い。
またそういった奇抜な人が、一人一人大人となり離れていくところなど
そのさびしさとの葛藤、けど自分は変わらない。などの気持ちがよくわかるなーと

まだまだ世の中には、変わった人がたくさんいますねー。
もうちょっと僕も無茶していいんだなと、勇気もらいました。

この人の本、他にも読んでみたいです。
ガリレオの苦悩
東野圭吾著

どんな物語かとおもったら、推理小説だった。

物理学者が主役で、科学的観点から事件を解決していくところなど、凄い面白いのだが…
この本、字体も大きいし、あっさり読み終わっちゃう。。。

読み終わって感想… ページ単価高すぎる。。

あっさり読み終わっちゃうのは、面白い証拠なんだろうけど、やっぱり字体が大きすぎるし、もうちょっと内容濃くしてくれるとさらに読み応えあった。
最近僕はあまり推理小説好きじゃないかもと思うように。絶対に解決されるのがわかるから。。
その過程をもっとすなおに楽しまないとな。。。
海外ブラックロード
海外ブラックロード
・危険度倍増版
・最狂バックパッかー版

嵐よういちさんの本

著者が実際に旅行して経験した、海外のいろんな危ない場所の話、旅話などなど、いろんな角度からの視点でかかれてる。
この本を読んで、海外の実際にあった危ない話をいろいろと読み、最近VNでの腑抜けた気分を少し引き締めなきゃと、再確認させてくれて、ほんと良かった。(というくらい、HAN安全なので。。。 まったく海外気分が抜けて自分でもヤバイとおもってた)

著者は酒も好きみたいで、旅行先でひたすら飲むなど、旅行スタイル(?)もなんか似てるし、バカなバックパッかー嫌い、などなど、なんか似たような認識で読んでいて凄い楽しいし、やっぱり旅でたいなーと、凄い気分がかき立てられた。

しかも、この本を読んでいると、僕がこれから目標にしている南米が、あまりに良いところで(いろんな意味で…)、、、こりゃ行かないと人生損しちゃうな。と感じました。

やっぱ、スペイン語だなー


ロスノフスキ家の娘
ロスノフスキ家の娘
ジェフリー. アーチャーのロスノフスキ家の娘。

最近勉強、仕事ばかりであまり読者できなかったが、やっと読みきった。

前回入院時、お見舞いに「ケインとアベル」をもらった。
当時はそんな読書家でもなく、読む本といえば、植村直己や山岳小説くらい。
けど、この「ケインとアベル」がすげー面白かった。

世界大戦当時の移民の大変さや、当時のアメリカ経済がよくわかり、その中で成り上がっていくアベルと、ケインとの対立。
まあ、ケインとアベルは置いといて、このジェフリーアーチャーの本がとっても面白かった。

で、今回入院するにあたり購入したのがこのロスノフスキ家の娘。
読んでみてびっくり。。なんとアベルの娘の話だった。しかも、「ケインとアベル」の時代背景がかぶっていて、けど全然別の視野からの話でとっても面白い。
今回はアメリカ政治や、アメリカ選挙についていろいろ本の中で知ることができ、代議員って大変なんだというのが、良く分かったとともに、話の展開が、次から次へと変わるところは、読んでいて最後まで楽しめた。

「ケインとアベル」「ロスノフスキ家の娘」両方ともおススメですわー

半島を出よ

2011年11月21日 読んだ本
半島を出よ
半島を出よ
最近ずっと読んでいた本が半月位かけて、やっとよみ終わった。

村上龍の『半島を出よ』

北朝鮮軍に福岡が占領される物語。

今まで全く読書家で無かった僕は、村上龍の存在自体知らなかったのだが、たまたま3ヵ月位前にハノイの家に置いてあった『愛と幻想のファシズム』を読んで、すっかり村上龍の世界にはまってしまった。

『愛と幻想の...』では、ハンターの描写に魅せられ、『半島をでよ』では、北朝鮮の厳しい現実と人間の精神の限界について、考えさせられた。
何か非現実的なんだけど、現実として有り得る(と、自分は思った。)だから余計に面白いんだと思う。

実際に日本の国力はじょじよに落ちているのも事実だし、これからどうするべきなのか?
そのなかで、自分だったらどうする?と、本を読みながら色々考えた。

いやー久しぶりに、はまった。


陽気なギャングの日常と襲撃
昨日から読みだして、あっさり読んでしまつわた。
前作も読んだことあったので、入りやすかった。

いろいろな人のストーリーが、同じ時間軸ですすんで、あとでまとまるって、面白い。そーいや1Q84もそーいう流れだったなあ。

毎回場面に応じていろいらろな格言が飛び出す。
僕も少しは格言をもった人間をめざそ
今日は一日ほとんど読書。
ほぼ今日で村上春樹のノルウェイの森上下巻両方読んだ。

SEX描写が凄いとは聞いていたが、たしかに。ただ僕的には1Q84のほうが、エロく感じるなぁ。
また、大学生でここまで、深く物事を考えられる若者っているのか。だとしたら自分は今でも考えガキだなあと、いろいろ考えてしまった。

面白かったけど、なんかシックリとこないんだよなぁ。
出だしがなんでドイツなのか...
へぶんしょっぷ
「へぶんしょっぷ」

作:デボラ・エリス
訳:さくま ゆみこ

すずき出版

http://www.suzuki-syuppan.co.jp/cgi-bin/kensaku3.cgi?id=500100007

海外児童文学シリーズとして、児童向けに書かれたマラいイを題材にした作品。
マラいイのHIVの現実、差別、それにマラいイの地元の人の生活描写などがとても良く書かれていた。

僕は協力隊としてマラいイにいるからなのかも知れないが、この本を読んで、HIVの現状を知り、ホントにココロにグサっと突きつけられる思いだった。僕はここで何も出来てない。何を協力しているのか。。本当に考えさせられた。泣きました。とても良かった一冊です。

児童向けの本だが、大人でも読みやすい。
というか、これは本当に児童書?という感じがした。
HIVや売春等、日本の児童にはちょっと分かりずらいのでは?
大人が読んで理解しやすいと思う。

本当に、本当にオススメです。
もっともっと、日本の子供・大人とわず読んでもらい
マラいイの現状、HIVについて知ってもらいたい。

ただ、本を読んでいて描写的に、、ん??と思ったことが2点。
・マラいイにペプシのビンは、、、売ってないだろー
・マラいイ最大都市ぶらんたいやの描写があまりにも大都会をイメージさせる。日本では想像がつかないくらい…大都会じゃないです。東川口くらいの街だと思い浮かべて読まないとダメでしょ。

僕はこっちで全然協力らしいことできてないけど、こういった本を一人でも多くの人に薦めることが、僕の唯一のできることかと。

昨日、僕の日記に「同じくヒマだー」と書いたあなた!
とりあえず読んでみよう♪
本屋で立ち読みでもいいからさ…

ごはんが毎日食べられるだけで、僕たちは幸せなのです。
サバイバル・ノート
一家に一冊。いざという時のために!!

サバイバル・ノート

著・さいとうたかお(ゴルゴ13の作者)
定価:952円

もし、高層ビルにいるときに大地震が起きたとき、あなたならどうやって脱出する?
もし、車を運転していて川に転落してしまった場合、あなたならどうやって脱出する?
もし、無人島に一人になった場合、あなたならどうやって食材を探す?

5つのミッション(章)に分けて、サバイバルのノウハウを説明。
Mission1 危機感を持て!
Mission2 すべては脱出から始まる!
Mission3 生きるために食いつなげ!
Mission4 五感を鍛えろ!
Mission5 メンタル・タフネスを目指せ!

いいねー。これさえあれば、どんな災害に巻き込まれても大丈夫!
そろそろ東京にも大地震がくるよーー
その前に買っておこう!

全国コンビニで売ってます。
これでマラいイでの生活も安心だ♪