日本の国会議員5名がマラいイ訪問。

大野元防衛庁長官。
小渕ゆうこ。
あと3人の名前忘れた。

なのでジャICAマラいイ関係者約30名強が議員との懇談会に呼ばれた。
はっきり言って行きたくない。政党も違うし、偉そうな人と話すことなんてない。

けど、結局断れなかった僕…

参加が決定した後で一番悩んだのが髪型。

・やっぱりアフロでインパクトを与えておくか。
・やっぱり髪を結んで真面目な隊員のイメージにするか。
・その中間くらいの、うねうねだけど、ボリュームは少し落としていくか。

ある日、事務所の次長に髪型どうしていった方がいいすか?と聞いたところ
「ボリュームのある髪型でお願いします」との回答が!

アフロ決定!!

しかし

昨日、たまたま同じエリアの全隊員でレストランでディナーをしていたところ、ちょうどいいタイミングで事務所の所長がそのレストランに食べに来た。

所長「あ、ジャムさーん。 明日君は大野元防衛庁長官と同じテーブルに座ってもらうから。一番重要なテーブルだから、ちゃんと髪の毛結んできてよー」

アフロ却下…

それでも周りの隊員の期待は、僕がアフロで懇談会に参加することだったのだが、気の弱い僕は、所長のいいなり通りに髪を結んでの懇談会参加。

大野元防衛庁長官、ザンビア大使館大使、事務所所長などに囲まれたテーブルではあったが、まあ八方美人な僕なので、こういった状況でもそつなく会話はこなしたつもり。
隊員という立場だから、議員がどうなろうが別に気にもならない。しかし上の役職の人達。大使館関係者や事務所関係者などは、凄い議員達の顔色うかがって話をしているのが良く分かる。
そんな大人の世界がちょっと面白かった。

テーブルによってはかなり盛り上がっており、小渕ゆうこのテーブルなどは凄い笑いの多いテーブルだった。

懇談会も終わり最後に写真撮影をしていたところ、いきなり小渕ゆうこに声をかけられた。

ゆうこりん「ボツワナのピースケから伝言で、ジャム君はまだアフロかなー?それとも坊主にしちゃったかなー?坊主にしちゃってたら残念だなー。と言ってたよ。」

ゆうこりんは、一生懸命アフロの隊員を探していたのに、いなくて残念だったらしい。。。
なーんだ、、だったらアフロで問題なかったんじゃん。。
髪の毛を結んでいって大失敗…

最後に僕が今回感じた議員達の感想を。

各議員の挨拶では、全員が全員とも、まず第一声が、自分の選挙区が何県のどこどこ選挙区とかいう挨拶から始まる。しかも同じ県の人がいると大喜び。
バカじゃネーのこいつら!!マラいイまで来て、お前ら選挙活動か!

結局彼らは国際協力に興味があるんじゃないんだよね。
国際協力社会の中で、どのように日本を優位にみせられるかってのに感心がある。
世界に日本をアピールするためのダシとして国際協力云々いっているだけ。
と感じた。

まあ、僕は否定ばっかりだけど、実際はもっと難しい政治の裏のいろんなやりとりがあるんだろうけど。
そういうのがあるから、今の日本があるのだろう。

とにかく議員って頭いいよ。
人を引きつける話方とか、ありゃーホントプロだね。

いろいろな意味で、面白かった懇談会ではあった。

コメント

nophoto
じゃむ
2006年8月1日17:13

小渕ゆうこ議員は、確かあふろ君と同じ年のはずだよ。
やっぱアフロでアピールする位じゃなきゃ。同じ年なら笑って許してくれるよ。なーんて、同じ立場なら自分も小心者なので髪を結びます。

nophoto
platon
2006年8月2日11:31

 うちの国も議員来ました。懇親会では自分が官公庁勤めだと説明すると、「子供達に教える活動じゃなくて残念じゃなかったですか?」とか聞かれました。
 協力隊みんなが子供好きで目を輝かせた途上国の子供に囲まれて仕事がしたいなんて思うとは全くのステレオタイプですわ。
 ま、「子供は嫌いです」と身も蓋もない回答をしなかっただけでも大人な対応が出来ましたが(笑)。
 あ、うちの国では隊員の出身と議員の選挙区が全くかぶりませんでした。議員さん残念でした。