モロッコで断食
モロッコで断食
たかのてるこ著

ただの旅行記かと思ってた。
まあ確かに、スペイン.モロッコを中心とした旅行記ではある。

けど、途上国の人の温かさ、旅人の気持ち、外国人の恋愛の情熱、そしてイスラム教の深い考え方・素晴らしい部分を上手に表現されており、当初ただの旅行記として読みだしたやりに、いろいろ考えさせられ、考え、思った以上に内容のよい面白い本だった。

と、終わると思ったら最後のほうはラブロマンス一色...
最終的には、旅行記でなく恋愛小説だな、これは。

恋愛の部分がくどくなければ、凄い良い世界を見つめられる一冊だっただけに、ちょっと残念..

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