ダライラマ自伝
ダライラマの自伝

ここ数週間ずっとご無沙汰だった読書。

読書よりも、英語版のビデオ等で英語リスニングの練習を兼ねた鑑賞を優先していたが、消灯後のビデオは目に多大なる疲れが残る…まあ半分歳のせいだが。。
なので、最近消灯後はまた読書復活。

あまり捗らないで、どちらかというと惰性で読んでいたダライラマ自伝。
最後になって、凄い面白く勉強になりました。

この本では、
・チベットの今にいたる現状
・ダライラマ的平和への考え方

の2つの視点で書かれていると思う。

というか、この本を読むまで、チベットの現状ってまったく理解してなかった・・・
中国人、というかそれを指示した中国共産党指導者たち、、酷すぎる。。

それを今まで知らなかった自分。。本当に恥ずかしい限り・・・

チベットが国としてちゃんと存在していたならば、生活水準は低いだろうけど、どんなに素晴らしい国になっていたんだと。
チベット・ブータンと2大仏教大国として、GHPもぐんぐん伸びていたに違いない。

この本では仏教的な考え方も、いろいろと記述されている。
ダライラマは違う宗教もまた、良い点をちゃんと見て理解しているところなど、ガンジーに通じところがあり、こういった他の宗教も交えたものの見方が出来る人が、やはり上に立つと、世の中もっと平和的になるんだろうと思う。
前回読んだ「モロッコで断食」もそうだけど、イスラム教もまた素晴らしいと思うし、ガンジーが信じたヒンズー教の考えも素晴らしい。各宗教の持つところって、やっぱりいいんだなと。
物質的に恵まれると精神的に弱くなる。なんか良く分かる部分があり、いろいろ宗教のありかたも考えられる一冊でした。

まあ、最終的に行き着くところはチベット問題。
過去は取り戻せないですから、それは事実としておいておいて、
今も時々起きている中国でのチベット問題をこれからはもっと関心を寄せて見ていこうと思いました。

コメント

nophoto
かなちゃん
2012年2月13日11:48

ブログ書いてたんやなあ~~,ダライラマ自伝,うちも昔から夫婦で愛読書なのよー,チベット好きでねえ,一昨年行ったよ。
ほんとに,綺麗で,汚くて,崇高で,ド厚かましくて,おもしろい国でした。
本当に,人権も何もない国なんだけど,チベタンはたくましく生きてたよ。
ブータンも早く行きたいなあ。

じゃむ
2012年2月13日16:16

マメに3ヶ月毎日書いてるよー
あまり変化がないのが問題だけど。その分退院したら遊びまくるぞー
チベットは山登りで行きたいなぁ。